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東京図書館ユニオン主催 【第16回図書館見学ツアー】 多摩市立中央図書館

 2024年11月5日、図書館ユニオン主催の図書館見学ツアーに参加しました。今年の見学先は多摩市立中央図書館でした。



 多摩市立中央図書館は昨年7月に移転してきた新しい図書館で、内装も現代的なものとなっており、レイアウトの工夫が非常に印象的でした。1階は少し暗めで落ち着きのあるレイアウトで、通常の閲覧席に加え、パソコンなどの利用も禁止されている静寂読書室、個人研究室などもあり、黙々と集中して読書、勉強に集中することができる空間になっていました。

 打って変わって2階は、明るく開放感のあるレイアウトでお喋りもしてよいことになっており、学生の利用者もとても多く、賑やかな雰囲気でした。

伝統的な図書館のイメージを踏襲した1階と開放的な居場所としての性格をより強くした2階とでコンセプトを分けた設計となっていたのが、斬新で面白く感じました。図書館内は1階も2階もほぼ全ての席が埋まっており、非常に賑わっていました。

 もう一点印象的だったのが、多摩市立中央図書館は、図書館で一般的に用いられる十進分類法ではない分類で配架を行っているということです。

この方法には賛否があるとのことでしたが、配架にも司書の工夫やこだわりが表れていることを知り、司書の人たちが裏で考えていることや司書の専門性の一端に触れることができ、とても面白かったです。

 今回は前年度に引き続き2回目の図書館見学ツアー参加でしたが、一層図書館への興味が増し、地元や出先など、色々な場所の図書館に赴いてみたいと思いました。

同時に、図書館をより深く知るという意味では図書館見学ツアーに参加するのがとても良いと感じました。

とりわけ現役の司書や司書経験者の皆さんの見学中の反応や、職員の方への質問から、司書から見た図書館の姿に触れることができるのは図書館見学ツアーならではだと思います。

来年以降も是非参加したいです。【T】



 

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