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人気沸騰の図書館ツアー 第10回は「国際子ども図書館」

―図書館ユニオン主催の図書館見学ツアーが5月11日に開催され、上野にある「国際子ども図書館」への見学に28人が参加しました。―

 東京図書館ユニオンでは恒例になった図書館見学ツアーを今年も開催しました。 今回の見学先は上野にある「国際子ども図書館」です。 明治期に帝国図書館として建設された建物を保存しながら増築もされ、現在は国立の児童書専門図書館として子どもの読書推進活動に大きな役割を果たしています。  とはいえ、大人も十分に楽しめる図書館です。 丸みを意識した書棚や影にならないようにライトを工夫したり子ども目線の配慮も随所に見られました。 ただ、今回の参加者の方の目をひいたのは明治期の建物のほうだったようです(笑)。 貴賓室を改装した図書室には細部に彫刻が施されていたり、大階段には当時のシャンデリアがそのまま残されています。  絵本好きな方も建物好きな方も楽しめる図書館です。 みなさんも是非一度いらしてみてはいかがでしょうか? もちろん無料です。 (図書館ユニオン委員長 Mさん)

◆興味をひく見学先に参加広がる◆

 図書館見学ツアーも今回で10回目となりました。 毎回、組合員から見学先の要望を募り交流と組織化を目的に年1~2回開催してきました。 これまでの見学施設は、北区中央図書館、武蔵野プレイス、東洋文庫などなど、魅力的な施設ばかりです。  回を重ねながら未加入の人たちにも参加を呼びかけてきました。国際子ども図書館には、組合未加入の委託先スタッフの方たち5人も参加し、参加総数 人の賑やかな見学ツアーとなりました。 課題は、見学当日、交流や組合説明をする時間がわずかなことです。 本当に未加入者の加入を実現していくために、中身の工夫を今後ユニオンで考えていきます。  見学ツアーは、交流にも組合を知るにも良い企画です。 処遇改善の闘いと図書館労働者同士の暖かい交流が一体となった図書館ユニオンをめざします。 (図書館ユニオン書記長 松崎) 

(※公共一般機関紙「公共一般」(2016年6月21日 523号)より引用)


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